
「イースターおめでと~! イースターおめでと~!」
むかし観た「トムとジェリー」で連呼されていたセリフ。もちろん自分ちが教会だったので僕らは理解できてましたけど、
「イースター(復活祭)、これってかなりマイナーな祭りごとだよなぁ、日本では・・・」
子供の頃からそんなふうに感じてました。でも最近は色々とイースターという単語を目にしますね。ディズニーもイースターイメージ戦略を始めたんですね。ビックリ!
8日は朝からイースター礼拝と祝会がありました。イースターは子供たちと一緒の礼拝なので、メッセンジャーとしては毎年とても難しいチャレンジです。そして去年に引き続き今年も「洗礼」をお受けになる方がいて、最初から最後までとても豊かな礼拝でした。僕自身も身が引きしめられつつ、未来へ希望を感じられた、というそんな時間でした。感謝。
立食の祝会(パーティー)があるんです。持ち寄りの料理なんかで楽しく過ごしました。
今はどこも同じかも知れませんけど、教会も「高齢化」しています。ですので「イースター礼拝や祝会に行きたい!」と思っても行けない信徒さんが多いんですね。とくに御病気やその介護なんかで、もうにっちもさっちもいかない状況の方々。パーティーが終わって少々の片づけが終わったら、そういうご事情の高齢者のお宅へ訪問しました。礼拝で使ったパンとぶどう液を持って出前聖餐式(!)です。8軒くらいまわったんでしょうか。例えば老老介護で気張っていらっしゃる方とか、そんな色々なお宅を回っているとホント皆さん頑張っていらっしゃる様子が痛いほど伝わってきて、僕のような若輩ものの甘さを痛感します。いやはや、本当に心から尊敬します。
全てが終わったら19時過頃。僕のイースターが終わりました。
神学校時代に研修しにフィリピンに行ったことがあります。ドゥマゲッティーという町。ボビーっていう牧師さんに付いて色々と時間を過ごしました。フィリピンでは珍しいプロテスタントの牧師(ほとんどがカトリックの神父さんですから)。彼が同じように信徒さんの家をバイクのカブに乗って回って聖餐式(パンとブドウ酒の儀式)をしていたのを思い出しました。とても良い笑顔の持ち主で、町の人気者でしたね。
「俺はたま~にしか教会なんてとこには行かないけど、こいつ、ボブはベストフレンドだ。イイ奴だ。」
町の場末のビリヤード場で地元の人たちが言ってた言葉。そう言ってもらえているボビーに尊敬でした。ボビー、頑張ってるかなぁ。
あれ、、今回はちょっと牧師稼業の話ばかりですね。すません。
明けて月曜日。お届けもののついでに入場料500円を惜しまず神代植物園に立ち寄ったら素晴らしかった!思った通り、桃も梅も桜も、一緒にパ~っと咲いていて、、、、
そ~っと癒されている自分に気づきました。
あ、毎年言いますが、
やっぱり満開の桜を下から見ていると、体の中の毛細血管を思い出します(笑)。
「趣き」ない話でごめんなさい(^_^;)