2009年10月23日金曜日

懐かしの下関


久しぶりに下関を訪れる。梅光女学院というミッションスクールの中高生相手の音楽公演。下関という土地は色々な思い出が詰まりまくっているので楽しみにしていた。

 そもそも子供の頃に毎週ヴァイオリンのレッスンに通っていたのがお隣の長府というところ。なので何か余裕があるたびに下関という「大都会」に足を延ばしては家族で買い物や水族館なんかに行っていた。シーモールという、いまや老舗のショッピングモールが県内初でできた頃。もうそれは夢のシーモールだったのだ(笑)。ザ「昭和」。
 少々色気づいた青年期も、ちょっと気取って足を延ばした下関。デートとしては街・海・山あるので贅沢コース。火の山というところにある「回るレストラン」。いまだ健在だそうな。
 いやいや、それこそデビューのきっかけになった場所だ。人生初の音楽コンテストに参加したのが下関十字堂楽器店2階のステージだ(笑)。今も一緒に音楽しているPA村井氏との出会いの場所。
 仕事としても、海響メッセ下関タワーができた時に来た来た。FM山口の主催だったか、僕とGAOと新人さん達でコンサート。今はビッグネームの山崎まさよし君もデビュー直後で張り切って歌ってた。

 実は僕の妹の出身校。寮生活をしていた妹に荷物を届けたりで訪れたことはあった梅光女学院。でも校門から内側には入ったことのない女子高。初めて足を踏み入れる。んで、朝の9時から音楽公演。つまりピアノ一本での弾き語りコンサートって感じ。最初は変なおじさん(笑)に距離感をもっている様子だったのが、2時間後には気さくに盛り上がってくれて、嬉しい限り。感謝(掲示板書き込みもありがとなー)。写真は放課後の生徒会主催「交わりの会」の模様。みんな元気でかわいいかわいい。沢山の質問に答えたり、校歌を歌ってくれたり、一緒に盛り上がったり、詞を見せてくれたりであっという間。2日目も同じように音楽公演だったのだけれど、1日目の終わりにみんなに書いてもらった感想文に目を通して、それに応える形での講演。生徒さんにステージで歌ってもらったりとか、変化あるパフォーマンスをさせてもらう。みんなそれぞれに夢があって、悩みがあって、考えてて…、青春ってこうだったなって振り返られた。うむ、今からなら何にだってなれるしどんなことだってできるよ。あ、でもこちとら今も同じように負けずに、夢があって悩んで考えてる44歳だけども。何にだってなれるぜ~って若くはなれないが(笑)。

 夕方に帰京。一仕事終えて、さて明日からは人生初の和歌山県だー!

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