2008年7月28日月曜日

みゃぁ~っ!


今回は機材を積んで車で向った。高速を降りて刈谷ルーテル教会を目指し、到着後に車のドアを開けた時のこと…想像以上の暑さで思わず「みゃぁ~っ!」と叫ぶしかなかった(笑)。

いやはや、刈谷は暑かった。もちろん今はどこでも暑いんだけれど、ちょっとあの地熱感は予想を上回っていたなぁ。昨日今日の日本の暑さベスト5に入っているそうで、下からのモワ~って感じが凄かったなぁ。次の日の為にセッティングをして夕食。そしてその後に、偶然重なった「万燈まつり」をちょこっと見に行った(写真)。小さなねぶた祭り的な感じで面白かったなぁー。若い人たちがトランス状態で「跳ねて」いるパワーに少々押され気味。

次の日は午前中は日本キリスト教団刈谷教会での奉仕。午後は近所にある刈谷ルーテル教会でのチャリティーチャーチコンサート。ホント、ひと移動するだけで滝のような汗がぁ…。お陰さまでたくさんの方々が集ってくださって感謝感激。色んな再会や新しい出会いなんかもあってとっても「熱かった」。

必要以上に良い天気だしぃ~、なんて思っていたら、もう凄いタイミングでスコールが…。コンサートが始まり、最初のMCくらいだったか、どこからか雷鳴が。あっというまに窓の外は暗くなり、しゃべりも聞こえないくらいの雨音が天井から(笑)。お馴染みの方々から「失笑」が漏れてくるくらいのタイミング。そして思っていた通りに、コンサートが終わったら爽やかな青空が見えた…笑うしかないくらいの雨男伝説。またひとつ物語が増えたぞってか。。。でも、一雨過ぎた夕暮れは風が気持ちよかった。(暑さに対する慣れも手伝ってたのかもだけど…)

今回も、ご足労・ご協力頂いた方々、感謝します!!
週末は山口だ。どんな熱帯夜になることやら~~

2008年7月17日木曜日


先週終わりからの数日間、少し早い夏休みを頂いて南の島へ。お陰さまで無事帰還。

 何もかも忘れてのんびりとできたらいいなぁ~と思いながら・・・でも色々と宿題を抱えているので時折あたまをかすめる。かすめ始めるとあれもこれも気になり始めて・・・「ヨイショ」と、またあたまをリセット。そんなくり返しだった(笑)。

 今回は空ばかり見あげていた。雨季なだけあって様々な表情を見られた。圧巻はある日の夕方。「こりゃ綺麗な夕焼けがみれるぞ」と期待していたけれど、巨大な暗雲がゆっくりとたちはだかり怪しげな西の空。その向こうには紅の夕焼け空があるのはわかるのだけれどドンピシャそこに立ちはだかる。それは巨大な人の横顔のような形状になって行く。そのうちその巨大暗雲横顔の内部で激しい雷合戦が始まる(「脳内イメージ」の絵柄みたい)。バックは夕焼け、迫力ある黒い横顔の中では雷が、あたりは時間とともに薄暗くなる。そして時間とともに全ては暗闇に溶け込んで飲み込まれていった・・・。例えば用意された花火大会なんかよりもずっとスペクタクルでダイナミックな夕暮れの時だった。それこそ3000年ほど前の古代イスラエルの表現では「雲の柱」「火の柱」etc. 神の臨在と空の雲や雷が密接に関係してたりするけれど、そりゃ科学的な知識なく例えばあんな光景をドカンと目にすれば何かのメッセージを感じざるを得ないだろうな、とマニアックな妄想。
「なんであの空は怒ってんの?」「なんでだろうなぁ?」
そんな無邪気な息子の発言を耳に残しながら、真夏の夜は更けていったとさ・・・


 そうそう!! 我が師匠である国吉良一氏のオフィシャルホームページがスタートした。超~久しぶりのオリジナルソロアルバムもリリース。還暦(驚!)こえても益々精力的・・・さすが我が師匠。是非チェックを!!

国吉良一オフィシャルウェブサイト http://www.ryokuni.com/

2008年7月7日月曜日

国定重要文化財にてうたふ

 
先週土曜日は「大正レトロスイートスイング」というイベントが山口県山口市であった。今月から3ヶ月連続して第一土曜日に友人シンガーと一緒に歌を歌いに往く。第一回目は中西圭三さんと共に。写真は圭三さんの本番中に舞台ソデからとった客席。というか「議場」。ここは国の重要文化財に指定されている大正時代の建造物で旧県会議事堂。細かいところに目をやるとその稀有なデザインがちょっとしたロマンを感じさせてくれる。
 もう随分前に、それこそデビューしたての山崎まさよし君やサヨナラのGAO、アンジーの水戸華ノ介さん etc.たくさんの山口出身アーティストと一緒に「山口維新伝説」というFM山口の番組を何回か作ったことがある。その中の一つの会場として同じくこの場所で歌ったことがあった。その時は冷房施設が無く、真夏にサウナ風呂みたいな状況で汗ドロドロで歌った記憶。お客さんも大変で、皆熱中症になるんでは?みたいな感じだった・・・。去年の秋に今回の企画の話を頂いて最初に質問したのが「冷房施設、つきましたか?」だった(笑)。「大丈夫です。バッチリです。」お言葉通り今回は快適。響きも良いし雰囲気も素敵だし。「イベントとしてもグッドだし、何だか素晴らしいお客さんだったね」と圭三さんも本番後に感激していた。そうそう、嬉しいことに2月の宇部での演劇の「陣内大蔵くん役」や「恋人役」、当日のゴスペルチームの方々なんかも来てくれていた。ただ、やはり重要文化財なので規定以上の人数が一度に入れない。どうしても厳しくならざるを得ず、先着200人を超えた方々にはお帰り頂いたという残念な面もあった。う~む。難しい。申し訳ない。
 圭三さんは山口をゆっくり堪能したことがないとかで、今回「秋芳洞」や「秋吉台」、「萩」や「湯田温泉街」なんかを色々と散策したそうだ。いやはや願ったり叶ったり。まさに山口デスティネーションキャンペーン。楽屋でも中原中也、吉田松陰、種田山頭火、金子みすゞ、色々な山口県出身の人物話でも盛り上がった。少しでも楽しんでもらえて知ってもらうのはなかなか心が充実する。来月は池田聡さん、再来月は榊いずみ(橘改め)ちゃん。楽しみだ。
 

 足を運んでくれた方々に感謝します!入れなかった方々、申し訳なかったです。来月またよろしく願いますー!!

イベントオフィシャルブログ→http://www.fmy.co.jp/blog/retro.php

2008年7月3日木曜日

ごめん ごめん

週に何日かは専門学校ボーカルコースの非常勤講師をしている。いつかBBSに朝の東京駅陣内目撃談の書き込みがあったけれどズバリ僕だ。今年はいづれの日も9時出勤なので朝6:30には起きて7:30には家を出て、東京駅はちょうど8時過半前くらいに通過していることになるのかな・・・多分。去年は11時出勤だったんで楽な朝だったけど、さすがに「ラッシュど真ん中」に慣れるのには時間がかかった(今もそんなに慣れてないけど)。いやぁ~、朝の皆さんのラッシュ時熟練ぶりには感服させられる。ただただ気張って踏ん張って汗をにじませている僕なんかはホント素人だ。流れに逆らわず、どこかで上手く体を支え、小さく折りたたんだ新聞を余裕で読み、気持ちいい音楽をイヤホンで聴きながら涼しい顔でギュウギュウの車内を揺れている。いやはや、僕なんて学校着いた途端にもう既に相当疲れてる(笑)。
 このあいだ、とある生徒とトイレで一緒になった。
「お疲れ様です」
「お疲れ~」
俗に言うツレションだ。
「あのぉ~陣さん、、、一言いいっすか?」
「ん?何?いいよ」
「良かったら、えっと、、うんと、、、『笑って』くださいよ」
「え?まじ?そんな顔してた?ごめん ごめん!」
確かにちょっと疲れてた日だったんで見事に生徒に指摘されてしまった。その日は朝からずっとそんな感じだったらしい。気を使わせたなぁ~すまぬ。まだまだ修行が足らぬのぉ~と反省したのだった。

 写真はカラスを撮りたかったんだけれど、無理だった。「カァー、アー」と二段階に妙にメロディアスな鳴き声のカラス。隣りの校舎の屋上にいた。

 さてさて、中西圭三さんとのリハーサルも終わったし、あとは山口市での本番を待つのみ。土曜の夜の「山口県旧県会議事堂」特別ステージはきっと大人な感じに包まれるでしょう・・・(疑)