2008年8月30日土曜日

20周年呑み会


「20世紀少年」は是非観てみたい映画。写真は「20周年呑み会」のスタート写真。

 お陰でメモリアルアルバムリリースやツアーも無事終了。そこで「そんで、記念呑み会はいつなの??」という声に多方面からつつかれていて、やっと実現。20年前のデビューの頃から色々とお世話になって関わってもらった仲間に囲まれる呑み会を企画。当初は超久しぶりの人も合わせて40人もの参加表明。しかしミズモノ業界なので直前に三分の一の人が仕事でNG残念。それでも30人弱の仲間達が駆けつけてくれた。感謝感激。'88年という年はアタリ年で、実に800組もデビューしたアーティストがいたそうだけど、いまだにこうして音楽に携われていて、こんな風に皆んなも音楽や映画や舞台という夢の仕事を続けていて集える・・・。宴が始まったあとはもうすっかりタイムマシーン状態で、変わらぬ空気が流れていたのが嬉しかった。当初「楽器も弾ける飲み屋さんで楽しもうかね?」なんて声もあったけれど、「今日は仕事忘れようよ~」「タダで演奏するのは良いけど、お金払って演奏するのは勘弁さぁ(笑)」ということで、語る語る・笑う笑う・呑む呑む。楽しかった。

 
 スタート直後からゲリラ豪雨と雷で外は大変なことになっていた世田谷だったけど、午前様の終了後にはすっかり天気も治まっていた。しかし今年は異常だなぁ・・・。色々な被害が出ていて心が痛むけど、先月訪れた南の島と天候が変わんないという、チョッと怖いくらいの亜熱帯化。皆様、くれぐれもお気をつけあれ!

2008年8月24日日曜日

一雨ごとに・・・


つい数日前までの酷暑を忘れてしまいそうなくらい一雨ごとに夏が過ぎていく感じ。9月下旬の気温の東京らしい。いや、まだまだ暑さのより戻しはやってきそう・・・

 先日、9月頭の打ち合わせを兼ねていずみちゃんに自宅に来てもらった。もうすぐ10ヶ月の娘ちゃんのカワイイことカワイイこと。打ち合わせはほとんどせずに(笑)その娘ちゃんの笑顔を中心に楽しい時を過ごした。しかし自分の子供がそれくらいだった頃のことを、もはやすっかり忘れていることにビックリ。ま、「今」で必死なのかもしれないけども。・・・板橋の大魔神さんのご指摘どおり、やはり必要以上に闘いあっちゃうカブト虫のオス同士。一匹が死んでしまい子供と一緒に公園の隅に埋めに行った。

 また違う夜、あるボーカルスクールの生徒さん達の歌を聴きにく。普段関わっている専門学校(今は夏休み)とは違って、もっと幅広い(年齢やキャラ)感じで興味深かった。なかなかどうして、才能ある人はたくさんいるね~。頑張って欲しいもの。楽しめたなぁ。

 ・・・というか、サブイ。

2008年8月10日日曜日

からあげ


「イベントが終わった後には、から揚げを楽しんでくださいね」
大分県中津市のグレース保育園の園長先生から何度か言われた言葉だったけれど、ちょっと意味が分からないまま現地に向う・・・。

 いや、しかし9日の土曜日は近年まれに見るほど「焦った」。お昼過ぎに出発する飛行機を取ってあって、これもまたお盆前の週末だからなかなか思うようにゲットできなかった。さすが、どの便もどの航空会社も満席でパッツンパッツン。意外に荷物が多かったのと、日曜日早朝に戻ってからの移動の為に車で出かける。首都高に乗ったまではよかった。もちろんいつもよりも1.5倍くらいに余裕を持って出発したつもり・・・。が、しばらく走ったところで渋滞情報が急変。事故でもあったのか、掲示板は真っ赤っかになり、中心部は車が動かないと・・・。うう、掲示されている時間ではこりゃまにあわないぞ、と一般道へ。環七で羽田へむかう。いやはや、これまた色々な地域のナンバープレートをつけた車であふれてて、大混雑。2箇所の交通事故と数箇所の工事車線規制も加わって、どうにもこうにも羽田に近づかない。このままでは危ないと思ったのでフライトデスクに電話しつつ向う。「ギリギリまで待ちますのでお気をつけて」。車乗り捨てて電車にするか、いや、もうその時間も間に合わない。このフライトを逃すと夕方の公演に向う手段がなくなってしまう・・・。夕方まではどの便もどの航空会社もアウト。キャンセル待ちなんて恐ろしい・・・ヤバイぞ~。とにかくとにかく一分でも早く・・・。おぉ、こういう時に自分が事故を起こすってのもありがちだぁ、いそげ~、でも気をつけろ~、集中だぁ~。車内で一人叫びながら向かう・・・。
 しかし、羽田空港でも車と人が信じられないくらい混んでいて、かき分けかき分け進む。・・・嗚呼、無情にもカウンターに飛び込んだときには2分遅く、すでにキャンセルの人が僕の代わりに進んで行ったということ。拝み倒してもダメ。「今日公演があって・・・」「しかし、この便はもう不可能です。申し訳ございません。」こりゃホントやばいぞ・・・とりいそぎ他の手段を。次の便をキャンセル待ちし、他の航空会社にもキャンセルをかけるしかない。新幹線という手もあるか・・・あ、とりいそぎ現地に連絡説明して・・・。
 そこに、さっき飛び込んだカウンターのお兄さんが息を切らせながら声をかけてくれる。「他社さんですけど、お近くの別の空港ならば、一席だけたった今、空きがでました。失礼とは思いつつ、勝手ながら即座に予約を押さえさせていただきましたぁ!」・・・そのお兄さんの機転のお陰で奇跡的に一席とれた。予定とは違う航空会社、空港だけれどもそれならギリギリ間に合う。・・・あぁ助かった。なんて素晴らしいお兄さんだ!なんと情けない自分だ。こういうヤバサは最近ほとんど経験していなかったのに、お盆シーズンをナメていた・・・。
 
 開演ギリギリに間に合い、何とか無事に「平和の夕べ」というグレース保育園のコンサートは終わった(いや、己の心中が一番平和でなかったけれど・・・爆)。子供たちも想像以上にノリが良くて、一時間以上も騒ぐことなく面白がって聴いてくれた。感謝。園庭で夜店風に色々なブースを作っていて、その中でCDも売らせてもらう。「CDいかがですかぁ~」「え~っ、くれるなら聴いてあげるよ」「う~ん、ただならちょうだい♪」カワイイ子供たちにからかわれながらも、無事に終わった安堵でフンワリと幸せな僕。そこに冒頭のから揚げが・・・
 知る人ぞ知る、日本一のから揚げ消費地区が中津市なのだそうだ。大分県だから当然「とり天」という鳥の天ぷらがメインかな?なんて思っていたら全然違った。から揚げ屋さんが何軒もあり、独自の味で勝負していて、市民の皆さんはいつもから揚げを買って帰って食べるのだそうだ(ウチではあまり作らないほど)。写真のバスケットの中にも、骨なしから揚げ、ねじりから揚げ(タレ、塩)、砂肝から揚げ、皮から揚げと5種類も入っている。美味しい・・・。保育園の先生たちとの打ち上げで堪能させていただく。そして、鈴虫の音を聞きながら夜は更けて行った・・・いやはや、疲れたぁ(自業自得)。それにしてもあのカウンターのお兄さんのお陰。あのSさんというお兄さんの機転がなければどうなっていたことやら・・・大分焼酎を御土産に買った。

 今朝起きたら、アブラゼミからミンミンゼミへと鳴き声のメインが変わっていることに気付く。暑さのピークは過ぎたのかな?

2008年8月6日水曜日

夏休み


夏休み、広島平和記念日、人類初の原爆投下、はだしのゲン、夏の甲子園、平和集会、虫取り、夏休み球技大会…、長門峡、キャンプ、8月6日には色々な思い出がミックスする不思議。。。

 「環境問題、エコロジー…、声高に言うけど、そんなつつましい個々の努力が吹っ飛んでしまうのは、どんな言い訳どんな理由があっても、最悪な環境破壊の『武力行使』だってことを忘れてはいないか?」
とは、とあるジャズミュージシャンの言葉。うむ、染みる。

 子供の頃、自転車を飛ばして山のほうへカブトムシを取りに行った。木肌に、桃・スイカ・はちみつ…色んなものを塗りたくっておくと昆虫が集まってくる。郊外のチップ工場にカブト虫の幼虫を探しにも行った。
「いやいや、東京をなめてもらってはいけませんよ」
子供の幼稚園繋がりで知り合ったかたのお誘いで杉並区の善福寺公園に一緒に行く。「子供のころからここでカブトムシをとってはペットショップに売ったりしてました。一匹300円。子供にとっては嬉しい小遣いでしたよ。」そして今もバッチリ取れるらしい。秘密のポイントを数箇所まわって腐葉土と化した落ち葉を掘ってみると…なんと小一時間で6匹。3組のツガイが捕れた!ビックリだ。23区でこんなにいとも簡単に捕獲できるなんて…!「スイカはカブトムシが下痢をするから止めた方がいい」とか「バナナはショウジョウバエが発生するからダメ」とか、色々なアドヴァイスを受けて、只今ベランダでカブトムシ6匹飼育中。深夜になると、それこそ「誰だ!」とビビッてしまうくらいな物音を立てて暴れながら餌を食べている。

 先週末の山口にいって嬉しかったのは「クマゼミ」の鳴き声を聞けたこと。ワシワシ~って物凄い音量で懐かしかった。東京にはいないしね。でも、先々週の愛知県刈谷市にもクマゼミはいたのだ。その昔は関西までしか生息していなかったのに、この温暖化で東へ東へと生息地を広げてきた「クマゼミ」らしい…。

 
 そして今夜も熱帯夜。

2008年8月3日日曜日

第2回


先月に続き、お陰さまで無事に2回目の「大正レトロ スイートスイング~夏の夜の調べ~」が終了した。会場となった国定重要文化財の旧山口県会議事堂は今回も満員御礼。暑い中だったのに、本当に感謝感激!!当日の模様は→ LINK

 今月のゲスト・池田聡さんも、相変わらずグッと大人の雰囲気弾語り。一緒にセッションもできて嬉しかった。今年の夏はこれから東北地方でツアーがあるそうで、そんな忙しい中なのにふたつ返事で参加してくれた! LINK (写真の二人のバックは大正時代に造られた壁の内部を見せてくれているレンガ)

 そうそう、今回は宇部線と山口線に乗った(笑)。いやはや、懐かしいやら面白いやら。車窓から見える郷里の風景はとっても優しいものだった。山口線では週末に走っているSLを撮影に来ているたくさんのTETSU人の方々で溢れていた。なんだかその週末は珍しい重走(2台連なって走るVer.)だったそうで、どうりで皆の目は真剣だったわけだぁ…。「おぉ、懐かしいなぁ」と見つけた立ち食いうどん屋で肉うどんを食す。暑いから汗ダラダラになりながらも、久しぶりの優し~い味に元気がでた。

 
 毎日暑いけれども、皆さんくれぐれも御自愛を!