2009年5月29日金曜日

迷い迷ったその後に・・・


28日の青山学院大学相模原キャンパスでの礼拝とコンサートの日はあいにくの雨。一度音響チームと下見をしているので場所は大体把握してたし、いつぞや呼んで頂いた桜美林学園もお隣。午前中の行事なのでアシスタントの子を乗っけて早朝に自宅をでる。平日の雨の日だったので少々車が混んでいた。音響チームやメンバーから「混んでいるので若干遅れます~」やっぱりそんな連絡が入る。こちらもちょっと渋滞にはまり始めた時、あろうことか、なんと、ナビが壊れてしまう。まだ1年くらいしか使っていないのに、画面が消えてしまった!エンジンをかけ直したり、思いつくだけのトライはしてみたけれどNG。しかし画面が消えたけれど音声だけは生きている。「300メートルで○○交差点を左です」その音声だけを必死に聞いて進む(笑)。下見の時も通ったし初めてではないので「あ、ここだここだ」そんな風に何とか思い出しながら進む。でもいつの間にかどう考えても来たことのない道を走っている(焦)。あれれ?とにかく方向は大体あっていて、そろそろな場所なはずなのに「3キロほど道なりです」???どこかで曲がりそびれた。どうしよう?頼り切っているとやっぱりこういうことが起きる。つい先日掃除して、トランク内のふるい地図は処分してしまっていたし、やばい。「こっち?」「いやあっち?」「こうなったらどこかで聞こう」…しばらくキョロキョロしている内に見覚えある大学の建物を遠方に発見。下見の時に見た校舎。助かった。そこからはもうナビの音声に何と言われようとひたすら近づく方向へ。40分の遅刻で会場入り。随分遠回りしたようだ。ふぅ。
 2年前にできたというキャンパスはとても綺麗で、そのウェスレーチャペルも素敵。円形の礼拝堂に学生が数百人。前半は30分強の「礼拝の時間」。その中でのメッセージ。休憩をはさんで後半は1時間強のコンサート。授業の一環でもあるらしく、礼拝だけ、コンサートだけ、という学生さんもいる様子。多分あれはレポート系の提出があるのか、僕が語るごとに必死にメモっている学生が多かったのも少々面白かった。「いやいや、そんなにガツガツメモらなくても・・・」そう言いたくなるほど何だか真面目な感じで・・・。
 後半のコンサートはいつものタメゴローと佐藤さんとヴァイオリンの紫苑。コンサートのほうも授業の一環という要素があるらしく、皆さん少しおとなしめ。ちょうど同じ世代をまったく別の学校で教えているけれど、さすがに随分と雰囲気が違うものだ(笑)。それでも一人一人の顔をじっくり拝見するとそれなりに楽しんでくれていたのがわかって良かった。何人かの学生さんにも終わって声をかけられたり、いやはや皆さん真面目に聴いてくれてたなぁ。スタッフの方々や先生方にも色々とお世話になり感謝。
 会場撤収のバタバタとした時間が過ぎて遅めの昼食の時間。みんなで控室にてお弁当。いや、お弁当なんて言えないくらい豪華な御膳(写真)。「すげー」「おいし~」「おれたちには勿体ね~」各々感動しながらガヤガヤとありがたく頂く。
 
 帰宅のためにエンジンをかけるけどやっぱりナビは駄目。大まかに自宅方面に向かえば大丈夫大丈夫、そんな気持ちでスタートしたけども、これまた知らぬ道へ(笑)。なぜか「よみうりランド」が目の前に(爆)、おしいけど少し遠回り。そんなこんなで帰宅した。ナビ頼りすぎ注意。地図は買っておこう(笑)。

2009年5月25日月曜日

僕らしい?B.D.


たくさんの「お気持ち」に感謝。今日からは44歳。

ホントにドタバタな誕生日だったぁ。今日はFM長野の生放送なので午前中に家を出て昼過ぎのスーパーあずさに乗る予定だったけれども・・・。中央線の線路点検とやらで、いつものダイヤに乱れ。ギリギリいつもの特急に物理的に乗り込めず焦る。しかし次の特急に乗れば生放送には間に合う。よし。ラジオ局にことの次第の連絡を入れていざ乗車。数分の遅れはありつつもほぼ正常に出発。・・・・・・あぁ、でも、またまたトラブル。甲府駅の手前で待機状態となる。結局松本到着は予定の30分程の遅れ。普段は歩いて局入りなのだけど、スタッフが車でお迎え。局に飛び込んだけれど既に生放送中。局アナの田中氏が取り急ぎの代打をしてくれてた。すまぬぅ~。なんとか入れ替わって生放送。はぁ。

誕生日ということでたくさんのメッセージやプレゼント(写真)に嬉しい限り。スタジオ前にはいつもより多くのリスナーさん達が訪れてくれた。いやはや、落ち着けば何ともありがたく幸せな誕生日だこと。んで、今日の放送のお題は「C級グルメ」。たとえば「プリンにお醤油をかけるとウニっぽい」とか「キュウリに蜂蜜をかけるとメロンっぽい」とか(笑)。しかも実際に放送中に試食。なかなか体験できない味を堪能?させて頂いた。

「今日は何とも大変な誕生日だったなぁ」と帰りの特急に乗り込む。B.D.差し入れで頂いたお酒をすすりながら岐路。・・・・・なんと、気がつけば新宿!三鷹で降りなければならないのに寝過ごしてしまった(泣)。いつもより遅れて帰宅。

なんとも情けない落ちがついた誕生日だったけれど、お陰で「忘れられない」44歳の幕開けだった。感謝。

これからもどうぞよろしくっ!

2009年5月17日日曜日

22年前


日曜日は花小金井教会で礼拝のメッセージと午後のチャーチコンサート。沢山の方が足を運んで下さって、感謝!

 なんだかとっても懐かしかった…。今年で44歳になるけど、ちょうど22年前の22歳のころ、上京したての僕が最初に住んだのがこの花小金井。アルバイトしながら曲作りをし、とにかくデビューを夢見ていた頃。その地にこういう形で22年ぶりに「歌い」に戻ってくるなんて想像もしなかった。

「半年後に壊す予定だからそれまではタダで住んでていいよ」
遠い親戚の方がありがたくもそう言ってくれて住んだ部屋。もうすでに2年ほど人が住んでいなかったので畳は沈むし(笑)、なかなかスリリングな生活だった。窓のすきまから入り込む「黒い土」に驚き(西はあんなに土が黒くない)、お金ないので駅前のパン屋で山盛りのパンの耳を100円でよく買ってたこと、唯一の楽しみが仕事のない日の銭湯一番風呂だったこと、よく隣の小金井公園で一人走ったり散策したりしてたこと等、リアルに思い出した。あ、そういえば小金井公園で一人壁に向かいソフトボール投げをしてた(変!)時のボールが今もどこかにあるはず……、あったあった(写真)。オオ、こいつが当時の唯一の僕の友人だったのだ~(笑)。白黒テレビしかなかったので(あれ?あのテレビは拾ったのかな?もらったのかなぁ?あー忘れてしまった)、深夜見た映画「ゴダールのマリア」がカラー作品か白黒作品か分からなかったこととか、、、いかんいかん止めどなく記憶が蘇ってくる。

 見渡しても見渡しても 360°不安だらけだったあの日々。そういう日々があったからきっと今日があるんだろう。そして、そういうことに想いを馳せるために今回の機会があったんだろう。

 その四畳半一間の部屋があった場所にはきれいな建物がたっていておしゃれな美容院が鎮座していた。駅前もまるで様相が変わっていたし、なごりは周りの畑の黒土くらいかな。あの時間はもうどこかへいってしまったかのような気分だけれども、しっかりと「何か」を培ってくれたのだ。

 いろいろな思いが、頭と心をめぐった一日だった。・・・と言いつつ、こんな風に思ったことも、またいつの日か蘇って思い出すんだろうな、同じようにね・・・。人生はヘリコプターの羽根のように、同じことを繰り返してるようで上へ下へ右へ左へと進んでいるんでぃっ!(ねぎぼうずのあさたろう風に・・・笑)

2009年5月10日日曜日

rainbow


先週金曜日の夕方、大きな虹を見ることができた。
ちょうど子供の自転車の練習に付き合っていた時、あんなに大きくクッキリとした虹はどれくらいぶりなんだろうか。もうそりゃすばらしい虹だった。形から色から大きさから、参った。自転車練習なんておいといて、もっとよく見える場所を探して右往左往。表通りに出てみると町の人たちもチョロチョロと同じ行動で空を見上げている。

旧約聖書には「神がもう二度と人々を滅ぼさないと約束した印として『虹』を空に置いた」というような物語がでてくる。古代イスラエルの人々にとっては虹をそんな風に受け止めた。
たしかに、何の科学的な知識背景もない時代を想像するならば、あんな虹をどんな風に受け止めるのだろうか。なんのメッセージとして見えるのだろうか。

そんなことを考えてしまうほど立派な虹だった・・・

2009年5月5日火曜日

人・人・人・ワイン、そして人。


4日のFM長野の放送は初めて長野市のIVYスタジオからの生放送。長野の駅前にあんなに人がたくさんいるのは初めて見た。さすがゴールデンウィーク。街なかのサテライトスタジオなので、子供から高齢の方まで色々な人が立ち止まってくれる。お久しぶりのリスナーの方々にも会えたり、近所の方が差し入れ下さったりと、いつもの放送とは違う感じが良かったなぁ。みなさんありがとう!スタジオライブもやったりしたので思いっきり時間が早くすぎた3時間だった。
 終了後はすぐに新幹線に飛び乗り大宮まで。駅中も人だらけ。早々と指定は埋まっていて自由席へ。ほとんど座れず。でも大宮までは一時間弱。これまた人の多い大宮で乗り換えてギターの飯室さんと合流。そこから2時間で深夜に山形着。山形の駅も12時前なのに人が多い多い。山形ってたしか10年ぶりくらいかもしれない…。
 5日は高畠ワイナリーでのステージ。天気もよくて気持ち良かったなぁ。写真は控え室からの風景。たくさんの人が溢れて活気に満ちてた。おいしいワインも贅沢にいただきながら(米沢牛もウマしっ!)ステージ後に僕も随分と楽しませてもらった。感謝。15時過ぎに新幹線にのり帰路につく。しかし一本便を早めたので指定席に座れず。これまた120%くらいの乗車率。「指定には空きはありません」しょうがない…、デッキにも人人人。飯室さんも僕も荷物が大きいので動きが取れず。やっとの思いで空いているデッキへ。ダメ元で車掌さんをつかまえて尋ねてみると、なんと!グリーンなら2席空いているそうだ。ちょっと奇跡的?余分な出費になったけど即移動。爆睡の2時間半。
 東京駅についたらまたびっくりする程の人・人・人。なかなかスムーズに移動できないくらいの人並みを、やっとこさ抜けながら帰った。あしたはもっと混むのかもしれないなぁ。移動する方々、お気をつけて。

2009年5月3日日曜日

信じたくない


新緑はきれいだし、風も心地よい。
毎年言うけれど、この時期がとっても大好きだ。

清志郎さんがこの世をさった。本当にショックだ。