2010年2月26日金曜日

3年連続


「こう見ると、カーリングやりたくなるなぁ…」
写真は、ドラムの佐藤さん(当日はパーカッション)がつぶやいたリハーサルの時の風景。うむ、わからないでもない(笑)。
 3年連続で横須賀学院の卒業コンサートに招かれる。感謝。24日夜に到着して先生方と会食。美味しい魚を頂く。一年ぶりの先生もいらっしゃって、互いにこの一年の報告などを…。
 当日は本番11時より。でも9時台から会場を使うのでサウンドチェックはそれまでに仕上げておかなくてはならず、朝6時起き。前日に音響チームは仕込んでくれていたのでスムーズ。ちょっと縦長の会場なので毎年調整は手間取るのだけれど今年は素晴らしい感じ。ステージ上のストレスがまるでない。
 一昨年はにぎやかで派手な生徒さんが多かったし、去年は逆に静かすぎる感じで、今年はその中間くらいかな? いい感じで盛り上げてくれる輩なんかもいて、こちらも楽しい時を過ごさせていただく。各々のこれからの道に「よい風」が拭きますように…。

 昼過ぎに帰り支度をしている時、僕を見つけた卒業生の一人が大きな声で叫んだ。
「あ、あのオジさんだ。オーっ!今日ははすんごく良かったよ!ホントありがとう、オジさ~ん!」
帰りの車の中でタメゴローと笑った。何の曇りもなく屈託なくそう叫ぶその姿…。「オジさん」には驚いたけど(笑)、本気の感想だということは凄く伝わった。
「卒業生って陣内のいくつ下になるの?年齢的に」
えっとぉ、1,2,3,4,5,6・・・、数えてみると27才ほど年下(驚)。そりゃ、オジさんだべさ~(笑)

2010年2月24日水曜日

悩む


さて、いよいよ3月15日の為のリハーサルスタート。初日は石塚氏が都合が悪くて不参加だったけど、残りの5人で5時間ぶっ通しで汗をかいた。いやはや選曲や曲順、アレンジで悩む悩む。
「久しぶりにあの曲やろうよ」
うんうん、そりゃそうだけど…、そう言っているうちにやりたい曲が膨れ上がってどうにもこうにも。参加ミュージシャンも皆、各々の思い入れを持ってくれているので(ありがたいこと)、曲のバンドアレンジも悩む悩む。今回はギターサウンドメインのバンドスタイルなので新鮮。「打ち込み無き戦い」なので(笑)変幻自在な分だけ悩む~。でも久しぶりにバンドの中で一心不乱にガッツリ歌っていると、当時とは違う感覚がでてくる。面白い。同じ歌でも時によって、歌う状況によって響きが変わってくる。
「この歌ってこういう感じだったっけ?ふ~ん、思っていた以上に意外にカッコイイぞ(笑)」
だからやめられないのかも。どうかお楽しみに。いやしかし、夜の12時過ぎると全員ガクっと電池が切れる(笑)。若いころはもっと深夜までOKだったのになぁ(^_^;)
帰りの運転、眠くて眠くて大変だった(汗)

 今日は専門学校の今年度最後の授業。卒業する2年生たちと。そして明日は横須賀学院。卒業生対象のコンサート。そういう時期だなぁ。Bless you !
 

 こういう仕事なので、あることないことを色々と言われるのは昔から慣れているつもりだったけど、全くこの身に覚えのないことを少々圧力を伴って書き続けられると、やっぱり参る。こういうのはホント何だかやるせないね。掲示板の件では色々とご迷惑かけて申し訳ないけれど、早い時期に何らかの改善を試みるつもりなのでご了承のほどを。 m(_ _)m

2010年2月16日火曜日

終わったぁ


市民音楽劇『俺たちの祭り』が終わった…。役者さん達から美術・音響スタッフまで、ここ1,2か月の皆さんの努力が結集した一日の2公演だった。来てくれた皆さん、色々想いを馳せて下さった皆さん、協力下さった皆さん、感謝。僕自身も感動した1日だった。
 金曜日夜は教会の仕事があったので、土曜は朝4時起きで宇部へ。10時から生バンド演奏のサウンドチェック。続いて20シーン近くあるそれぞれの「場あたり」(シーンごとのチェック)で主に照明やサウンドの進行を確認で夕方まで。夜はゲネプロでランスルー。なかなか全貌のリズム感がわからなかったけれどここにきて納得。
 当日は朝9時集合でエンディングのリハーサル。1回目の公演では直後に市民パネルディスカッション(市長さんや元官房長官の河村氏などが参加)があるのでカーテンコールは無しなので、2回目との違いなどをリハ。最後に歌う今回書き下ろした「俺たちの祭り」を何度も何度も歌いながらステージと客席との動き(総勢90名!)を練習。そして本番準備・・・。
 僕が出演するのは3シーンだったので、待ち時間は舞台袖と楽屋をウロウロしつつステージ上の空気感を把握。いやはや、皆さんの集中力は素晴らしい。本番がいままでで一番良い気がした。少々の間違いなんかは問題なく、「決心して臨んでいる感じ」。あの「後戻りできない」本番という緊張感を経験した人はきっとその後の人生の糧になるはず。皆さんの素敵な横顔を舞台袖で眺めてた。
 僕自身の役者としての演技の評価は置いておき(笑)、とにかくラストのドラム演奏とエンディングの主題歌。ここは気合入れて!こんなに気合入れたドラム演奏は何年振りだ(笑)。なんとか盛り上がれてよかった。今回の主題歌は、ある意味この3年間のこの「演劇で宇部を元気にする会」の皆さんとの関わりを想いながら書けた曲。曲の評価は良かったようだ。そのことが気になっていたけれど(最後の最後まで詞が二転三転したりと、色々あるなかで作った)、みなさんの取り急ぎの興味は演技のほうだったようで
「陣内さんの演技はこちらも緊張して、ハラハラして観てました。」
終演後にCDと本を物販している僕に帰りがけの何人ものファンの方々にいわれる。申し訳ない限り、ドキドキさせて(笑)。

 打ち上げはナカナカ感動。色々なことが重なって思うところあり。来年からも出来る限り協力させていただきたいなと考えているけれど、
「さ、2次会いきますよ~!」
場所を聞いた上で、いったんホテルに荷物を置きに行った僕は、
「はっ!!」
と気づくと夜中の3時半(笑)。荷物を置いたときに突っ伏したベッド。なんと、そのまま寝込んでしまったようだ。皆さんとガッツリとしたお別れは出来なかったのが残念。また来年会いましょう。いやはや今回もいい経験させていただいた。感謝。

 月曜に東京へ。たまった仕事が山のように(汗)。猫の手も借りたい程。やれやれなんだけど、14日に皆さんに頂いたエナジーが満々としているので体が軽い。

 ヨッシャァ~!

2010年2月9日火曜日

立春過ぎれば


人間ドッグの翌日はレコーディング。通称ナカスタ、中山氏のプライベートスタジオで歌とボーカル、ミックスをする。14日の演劇の為の主題歌だ。なかなか面白い仕上がり。お昼前から夕刻までレコーディングして、ミックスへ突入。僕は3,4時間ほど牧師の仕事で中抜け。深夜戻ってきてトラックダウン完成。一昨年の「Where is God」と去年の「青空」、今年は「俺たちの祭り」という曲。演劇の主題歌3連続だけど来年の話も出ているし、いっそのことこの演劇の主題歌だけのミニアルバムつくろうかな(笑)。バラエティーすぎる感じが面白い。

 翌日も朝~夜。午前中は幼稚園にお話しに行く。みんなかわいくてこちらが元気をもらう。午後は専門学校。卒業間近のかれらは今ラストライブの練習中。2年間の集大成的に張り切っている感じがいいなぁ。そうそう、細かいことはいいから取り急ぎはそのパフォーマンスに集中する、、、意外なアイディアや展開が起こってきて、想像していなかった奴らが想像以上に格好良くなったりしている(笑)。やっぱ面白いね~、集中して作るってことは。

 週の真ん中の一日は籠って原稿書き&掃除(ってか整理)。自分の部屋はナカナカ恐ろしいパラレルワールド(爆)、結果的にはなかなか進まず。3,4ヶ月後の引っ越しを頭に入れてもうちょっと仕分けしないとなぁ。ふう。夕方軽く打ち合わせありそのまま下北沢へ。ハリウッドから帰国中の映画監督、北村龍平氏に会う。今年も色々と進行中ってことで色んな話で盛り上がる。ノーラも元気にしているそうでLINK今後が楽しみだ。歌も歌い続けてるらしいし、気張れ~。そうそう、新潟県のキャンペーンに彼女が起用されていてポスターになっている。先日、誰かに見られている感じがして振り返ったらノーラの巨デカポスターと目が合って「おおっ、ノーラ」思わずつぶやいた荻窪駅だった(笑)。

 またまた専門学校。別のクラスの授業。彼らはパフォーマンスではなくて卒業間近で作品を仕上げている。いやはや才能ある人は沢山いるもので付き合ってると面白い面白い。もうすでにオイラ世代にとってはダサダサなことが20歳年齢が違うと彼らには新鮮らしくイケているらしい(笑)。その辺も面白い。ひとつ傾向として最近の子たちは「つぶやき系」の曲の割合が多い気がする。面白い現象。ゆとり教育最終世代はつぶやき型か(?)。

 週末は日帰りで山口宇部へ舞台稽古へ。舞台上で演奏する生バンドの練習(写真・小生ドラム担当)と、台詞が増えて困ってしまっている演技の練習(笑)。しかし、日帰りのつもりがどうしても時間がなさすぎるということで急遽泊まりへ。しかし翌日曜の朝一便では、いわゆる教会のお仕事に間に合わない。そんな理由から、稽古終わりで北九州空港近くのホテルへわざわざ送ってもらう。恐縮。スターフライヤーは色々な時間帯に飛んでくれるので朝一便も5:30発。というわけで早朝帰京でお仕事。午後は少し準備をして夕拝へ。タメゴローも協力してくれることになって立川での礼拝に向かう。礼拝のメッセージを歌と共にさせてもらう。少々場違いな雰囲気もありつつ(笑)、お陰さまで無事に終わる。ご足労いただいた方々、感謝。

 そのままタメゴローは我が家に泊まり、3/15の作戦会議を夜なべしてやる。面白くなりそうな…ちょっと恐ろしい展開も(笑)。僕自身が楽しみにしている3/15、皆様どうぞよろしく。

 明けて月曜は今期で牧師を引退する親の引っ越しの下準備手伝い。なんとタメゴローまで手伝ってくれるということになり力強い味方。引っ越し先にいって荷物運びや諸作業(タメゴローはやはり力持ち)。なかなか汗をかいた。昼前から夜まで働いて、こりゃ筋肉痛でしょう…数日後に(笑)。帰宅して入浴したらもうクラクラ。メールのチェックをしてたら書いている途中に眠ってしまって、
「資料送っていただきああああああああああああああ・・・」
(笑)、そんな書きかけの文章をみて「ダメだこりゃ」と即効爆睡。ああ、なんだかんだで時間がないゃ。

2010年2月1日月曜日

雪や こんこ


日曜日は世田谷区の下北沢にある富士見丘教会というところでのチャーチコンサート。「昭和」の最初に建てられたという会堂は趣き深し。さすが有形文化財だ。すっぽりとその世界に入ったような感覚。
 最初はどうなるかな?と思ったけれど最終的には沢山の方々が来てくださって感謝。教会の方々にも温かく迎えていただき嬉しかった。それから、僕的に密やかな感慨無量が。実はオリジナルの「空よ」という曲は、僕自身が下北沢に住んでいた'91年頃に書いた曲。当時の青春まっただ中で書いた曲。色んな思い出が付随している曲。その下北沢でコンサートをして「空よ」が歌えたのは嬉しかった。「犯人は現場にもどる」ではないけれど(笑)、妙な感覚。
 その日はコンサート終了後に立川へ。僕の親方牧師が立川である夕礼拝LINKでお説教をするので馳せ参じる。と同時に、来週の日曜日はその夕礼拝の担当が僕になっているので下見的な意味もあり。来週はつまり通常の礼拝という形ではなくて、Sing Like Talking ならぬ Sing Like Preaching(?)という実験的な感じでの礼拝にしようと考えているので、現場の状況を見ておきたかったのだ。
 礼拝後に夕食。仲間たちとうなぎを食べようということに。しかし、入ったうなぎ屋さんはちょっと混んでてなかなか料理がでてこない。多分1時間くらい待ったかな?焦る。いや、焦るというのには理由があって。明けての2月1日に、なんと人間ドックだったので21時以降の飲食は禁じられていた。やばしっ!だったけれど何とか間に合って21時直前に食事を終えた。ふう~。
 そして今日はその人間ドック。やっぱり内視鏡が一番辛かったべ。でも何の問題も発見されなかったので、無事通過。良かった良かった。

 と、夕刻を過ぎたあたりから空気が冷たくなって降雪。みるみる内に真っ白な世界。あす朝にカーテン明けるの楽しみだ。