2008年1月21日月曜日

あほ丸出し


富山レコーディングはホントに充実した。
最終便で富山についた僕とエンジニアはそのまま虎平太氏と合流。すぐにコメント取りを一時間。そして小矢部でのレコーディングとシューティング、取材関係の詳細打合せ。少し雪がちらつく中ホテルまで送ってもらう。チラッと回転寿司に寄って遅い夕食。次の日が早いので素早く(でも美味しかった)。
朝八時に出発。レンタカーで小矢部に向い、一時間強で到着。まず機材の確認。セッティング。試運転。あっという間にお昼過ぎ。機材や環境にホンの少し不安があったのでここまでできてまず一安心。さぁ、ここからレコーディング。・・・でも、バタバタと焦っていたせいかナカナカ集中できずに手間取る。コンセントレートってやはり難しいってことを久しぶりに身をもって体感。それなりな自己との戦いを終え、終了したのが19時くらい。気が付けばエンジニアの市川さんも僕も昼ごはんさえ食べていなかったことに気付く。
「なんかとりあえず限界超えたね・・・」
隣りにあるクロスランドホテルで夕食を2人でとり、温泉入ってダウン。朝目覚めると雪が激しく降っている。なんかせかされている気分。午前中はPVの為の歌のレコーディング。2日目なので少し余裕で録音できた。クロスランド山室さんが差し入れてくれた鱒寿司を頬張りながらすぐに今度は映像シューティング。昼前に登場してくれた虎平太氏とセッション。モノ作る人はやはりだんだん欲が出るもので(笑)予定よりもたくさんのショットを取る。そうこうしているうちに午後3時。テレビ・新聞・ラジオ・雑誌の方々が取材に来てくださる。最終便で帰らなければならないので急いで取材。3月のライブに向けていい感じの流れができればいいなと思う。これまたバタバタと機材の片付けをして17時半に出発。空港へ向う。しかし、あれ~?という間に吹雪!前が見えなくなるほどの雪に高速道路はチョイ怖。車を空港で返し搭乗。
「ふぅ、色々と慎重になったけど、いいもの録れてよかった・・・」
2人して飛行機のシートにグッタリと埋まった。

と、そこまでは本当にバッチリ。しかし、羽田についてリムジンバスに乗り込むときにハタと気付く
「システム手帳が無い・・・」
機内に持ち込んだまでは覚えているけど、脱力しすぎたのか、どうも記憶がさだかでない。おまけに富山レコーディングのバックアップデータも一緒だ。バスをキャンセルして空港を走り回る。航空会社、空港センター、いろんなところに問い合わせても見つからず、届けを出してうなだれながら深夜に帰った。そしてここ数日、暗~く落ち込んだ日々を過ごしていた。
「変な被害がなきゃいいなぁ・・・」
レコーディングデータはエンジニア分が無事だったので最悪な状況は免れたものの、10数年使っていたシステム手帳を失くしたのは痛い・・・。何度問い合わせても見つかっていない。どうしよう・・・もう腹をくくって新しい手帳を買った。
と、そこに昨晩電話が!手帳が見つかった!紙袋に入れて機内に持ち込んでいたけれど、その紙袋が荷物入れで倒れて中身が飛び出ていたらしい。自分の座席とは違うところで発見されたそうだ。落し物の数が多いので、届けと照らし合わせるのに時間がかかったとか。とにかくとにかく助かったぁ。感謝感激雨あられ!
「紺の皮のシステム手帳です」
そう届けていたのに
「緑ではないですか??」
と電話で告げられた。手にとって見ると使い込んでていつの間にか皮が変色していた。確かに緑だ(内側は紺のままだけど)。
もう色んな意味で自分のアホさ加減(笑)を目の当たりにさせられた事件だった。

これを機にちょいとこれから気合入れなおすぞっ!と誓った夜・・・

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